よくあるご質問
- Qなぜ株式に投資するのですか。もっと安全に投資すべきではないですか。
GPIFが策定した現行の基本ポートフォリオは、国内株式に25%、外国株式に25%投資しています。資産の半分を株式に投資していることになります。
近年、日本の国債金利は低水準で推移しています。長期的に経済・運用環境が変化し、物価や賃金の上昇が想定される中で、国内債券を中心とした運用では、年金財政上必要な利回りを確保することは困難です。
株式は、短期的な価格変動リスクは債券よりも大きいものの、長期的に見た場合、債券よりも高い収益が期待できます。GPIFでは、株式を適切に組み入れて運用することで、国内外の企業活動やその結果としての経済成長の果実を「配当」及び保有株式の「評価益」という形で取り込むことにより、最低限のリスクで年金財政上必要な利回りを確保することを目指しています。