よくあるご質問
- QGPIFは自ら運用を行っているのですか。
GPIFは長期的な観点から基本となる資産割合(基本ポートフォリオ)を策定し、基本ポートフォリオに基づいた運用を行っています。
ただ、GPIFは制度上、株式投資を直接行うことができません。国内債券の一部を除き、個別銘柄の選択などの投資判断を外部の運用受託機関(金融商品取引業者)に一任しています。2023年度末時点で、約200のファンドを管理しています。
GPIFによる年金積立金の運用は外部委託が中心ですが、ポートフォリオ全体を適切に管理して運用目標を達成するため、様々な業務を行っています。
例えば、基本ポートフォリオに基づき、資産配分の微調整(リバランス)に関する投資判断を行っています。具体的には、運用資金をどの資産のどのファンドに振り向けるかについて決め、資産構成を機動的にコントロールしています。
その際、全体の運用状況を確認し、運用リスクを管理することも重要な業務です。
また、新しいファンドを選定し、選定したファンドの評価を行うことで、ポートフォリオを最適化しています。ファンドの選定だけでなく、各ファンドの運用の基準となる指数(ベンチマーク)の選定も、GPIFが行っています。