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日本の未来を支えるための、公的年金。
その大切なお金の一部をお預かりしている私たちGPIFが
どのような活動をしているのか、わかりやすくご説明します。
GPIFって?
運用方法について
GPIFは安定的に収益を得ていくために、「長期分散投資」を基本として年金積立金の運用を行っています。
運用によって得られる収益は、短い期間では、プラスやマイナスに大きく振れる可能性がありますが、
運用の期間が長くなるほど、プラスとマイナスが互いに打ち消し合うことで、
年率平均の収益の振れ幅を⼩さくする効果が期待できます。
GPIF が運用している年金積立金はただちに取り崩す必要が生じない資金です。
このため、一時的な市場の変動に過度にとらわれる必要はなく、
さまざまな資産を長期にわたって持ち続ける「長期運用」によって、安定的な収益を得ることを目指しています。
長期的な投資収益拡大のために
GPIFは、E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)を考慮した投資を推進しています。
その背景には、GPIFの投資家としての2つの特性があります。
GPIFのように投資額が大きく、資本市場全体に幅広く分散して運用する
投資家は「ユニバーサル・オーナー」と呼ばれます。
また、GPIFが運用する年金積立金は、将来の現役世代の保険料の
負担が大きくなりすぎないように使われるものです。
このように「ユニバーサル・オーナー」かつ
「世代をまたぐ投資家」という特性を持つGPIFが、
長期にわたって安定した収益を獲得するためには、
投資先の個々の企業の価値が持続的に高まり、ひいては資本市場全体が
持続的・安定的に成長することが重要です。
GPIFは長期的な投資収益を確保するため、
ESG投資を推進しています。